居宅介護事業所のケアマネージャー採用のコツ

当社では、毎年ケアマネージャーを採用する事ができています。ケアマネージャーの採用について、わかってきたポイントを3つ挙げてみたいと思います。尚、ケアマネージャーの採用については、ジョブメドレーを中心に行っております。ケアマネは、一番にスカウトをする必要はありません。ケアマネは、転職について、じっくりと会社を選んでいるため、自社の応募内容を知って頂けたら十分です。

1.ホームページ

①スマートフォン対応のホームページをしっかりと作っているか。ホームページの中には、転職者の声を入れる事で、入社後のイメージを伝えるようにしてます。

②ケアマネージャーの求人を行っていると、ホームページをしっかり読まれています。(グーグルアナリティクスで分析すると、ページの滞在時間が長くなってるなど)その為、しっかりと記載する必要があります。

③働いている従業員がわかるような写真を掲載していく事をお勧めします。

2.処遇の充実

①給与水準を上げる必要があります。応募が入るのは、月給27万円程度と実感しております。

②契約社員からの応募は少なく、正社員での募集をお勧めいたします。採用面接の時に、正社員か契約社員かで大きく反応が変わる事がわかりました。

③休日については、祝日休みを希望している方が多い。そのため、当社は、居宅支援事業所を祝日休みに変更する事にしました。

④担当件数については、35件程度を提示すると納得感が高いと感じます。

3.ICT化の促進

①当社のケアマネは、自社のICT化の推進の程度に興味を持っていいただけた印象があります。特に、在宅勤務ができる体制を整えていくのは、求人には非常に効果的であると実感しております。

②当社では、在宅勤務が可能になるように、スマホ・PC・モニター・プリンターなどの機器を貸与しております。

③ファイルサーバーの導入及びペーパーレス化を推進しており、社内でも自宅でも必要な利用者情報や書類をファイルサーバーから見る事ができます。

当社の場合は、上記内容を行うと共に、社内の職場環境の改善に努めております。毎年のケアマネの採用に繋がっており、採用が進むにつれて、問題点の改善を実施しております。現在は、営業時間の短縮を行う事にしようと検討しております。1日7.5時間にし、残りの0.5時間は、事業場外労働のみなし労働時間制を導入し、在宅での対応時間としようと思っております。ケアマネの場合は、在宅に居る時に業務対応が必要になる事があり、その時間を1日30分とる事を制度化しようと考えております。